高橋明可です。
GWはお疲れ様でした! 疲れすぎてうっかりコミティアを欠席してしまった高橋です。
それはともかく、GWのイベントではデュランとヴァレンタイン(コピー本でしたが)のantipastoの二作品がそれぞれ出せてよかったなーと思ってます。
今日はCDの収録を見学にいった時の話を書こうと思います。
★
某月某日。都内某所のスタジオで収録は行われました。
今回は全員揃っての収録で、理想的な環境だったと思います!
私自身は音響ブースの隅っこのほうで、見学させていただいたのですが、時間になって収録ブースのほうに集まってくるキャストさんを見て思ったこと。
「......なんでみんなチェックなんだろう」
時影・瑛・傳英の三人はチェックの服を着てました。気があってるなぁ。
収録が始まる前に、ディレクター(以下、D)さんからドラマの内容などの説明をしている時。
「どんなキャラでしたっけ?」「何年ぶりなんだろう」と戸惑いの声が......w
特に
「なんかお子様組ときゃーきゃーいってた印象が......」「こんなやつだっけ?」「っていうか、こいつだけひとり長生きなんですよね」
と、ぼやいていたのが、瑛役の高橋広樹さんでした。
シナリオを三つのパートにわけて、まずはリハーサルからです。
時影と傳英の会話から始まって......そして瑛が登場するのですが。
高橋さん 「おい時影!!」
めちゃめちゃ瑛やん!!www 瑛以外の何者でもない!!
と、ひとまずリハーサルが終わった後、時影と傳英がちょっぴり大人っぽいかもー?という話がでたところ、櫻井さんが「あー、そういえば傳英って......」と呟かれて。
そして本番。
うわーーー、みなめちゃめちゃDurantです。すごい息ぴったりです。数年のブランクは、まったく感じません。
私なんかは「すごいー(商業版の)CDと同じだあ」と思ってました。
ということで、収録はつつがなく終わりました。
ってこれじゃレポートの意味がないんですけど、ほんとうに「つつがなく」という言葉がぴったりというか。実際、予定していた時間より1時間も早く終わってしまったのです。なんだろう、この安定感。
声優さんってすごいなあと思いました(作文?)。
それだけじゃつまらないので、収録中にあったちょっと面白いことなど。
★マイクが高い!
収録ブースにはマイクが三本。二本は男性用に高く、一本が低めにセットされてました。
が、セシル役の清水香里さんの出番が回ってきた時、たまたま高いのしかあいてなく、清水さんが大変そうなことに......!(もちろん、すぐやりくりして、事なきをえました)
って、これ実は、私が個人サークルのほうで作ったドラマCDの現場でも起こったことでした。そっちのドラマCDでは清水さんは主役のリカという女の子を演じていただいてるのですが、昨年夏の収録で、同じことがあったのでしたw
「うわ、デジャブるー」と私は内心嬉しかったり......。
★おかみ、美人声
宿のおかみは、「中年女性」のイメージだったのですが、おちあやかさんの声が美人声で、瑛とのやりとりが、なんかやらしぃ~~感じになってしまいました......ここ、必聴。
★男、アドリブ大変
セシルの元カレ?の綾川雪弥さんの「男」。綾川さんの村人の佐々木大輔さんとのやりとりで、若干アドリブをいれていただいたのですが、
「お前がいうかーーーー!」
的な内容で、「男」のコモノ感がさらに強調されていました。ありがとうございましたv
★瑛のするどいつっこみ
(以下・ドラマの内容のネタバレになるので、反転します)
劇中で起こるとあるトラブルにかんして、高橋さんから質問が。
高橋さん「ここの倒れる音っていうのは、誰の音ですか?」
D「時影と瑛です」
高橋さん「あー、なるほど......(隣に座っていた松風さんに向かって)お前、セシルを助けろよ! ってか、お前が余計なことするから、セシルがこんな目に!」
松風さん「(なんだかすまなそうに)あ~~そうだ......俺が余計なことしちゃったんだな......」
音響ブースでその会話を聞いていた私
「(心の声)まったくだ......まったくその通りかもしれん......! 時影なにをやってる......! ......っていうか、ほんと瑛の言うとおりだ......orz」
って......高橋さんの指摘で、気がつきました......私が。時影的に瑛のことが心配だったことでひとつ......。
......ということで、収録も終わり、フリートークも収録の雰囲気そのままの和気藹々といった感じの内容になりました。
フリートークで面白かったのは「傳英の眼鏡」と「弥衣ちゃんの虫のしらせ」ですw 同人誌の宣伝もしていただいて、ほんとうにありがたい。裏表紙の二人はルキーノとリカルドといいます。
今回収録を見学させていただいて思ったことは、私はまだまだデュランでは新参者だなーというか......。
台詞の解釈の仕方も、やはりこれまで演じてこられてきた役者さんならでは!といった間とか、ニュアンスがあって、「なるほどな~~」と思わせられること多数でした。
個人的には一カ所「そうきたかぁぁぁ!!」という台詞もあって、ほんとに勉強になったというか、より深く三人のことを知ることができた気がします。今、手元にある完成したCDを何回聞いても、新しい発見があります。
今回のお話を、敢えてまだ三人があまり仲良くない?時期の話にしてみたのは、ここからまた新しいスタートができるといいな、という意味があります。
だから、ドラマのタイトルは「はじまりの旅」。
収録が終わって、みなさんが帰られる時、高橋さんが「おつかれさまでした~。次は(瑛を)忘れないうちにお願いします」と言い残されていったのですが(笑)、私もまた、次のCDが作れたらいいなぁ...と思います。
そのためにはいろいろとハードルもあるわけですが、それを越えるためにも応援していただけると嬉しいです。感想などもぜひ、お待ちしております。
それでは、収録にいった時のおはなしでした。
高橋明可